強制執行心構え
2026年01月30日
強制執行
少し前になりますが、なかなかにショックな事件報道がありました。
建物明渡しの強制執行の現場で、保証会社従業員と執行官が刺されて、一人死亡したということです。
https://www.sankei.com/article/20260115-SLGU6NP4DFJIVBTDO4QMZPSDNY/
いわゆる町弁としては、これ、結構笑い事ではなくて。
昨年6月の記事でも書いたのですが、立退きさせられる側(債務者)としては、理由はともあれ、必死に抵抗することは少なくありません。
もちろん、家主側も必死。家賃が入ってこないですし、不正常な賃借人が占有し続けるわけですから。集合住宅だったら、他の店子さんに示しがつかない、ということもあります。
私自身の経験としては、(特定出来ないように事案は変えますが)強制執行開始定刻より15分ほど前に到着したところ、既に、マンションの前に執行官と執行業者さんが待ち構えていて。
マンションの入り口が開かないのかな、と思いつつ、「お早いですねえ。」とご挨拶しても真顔のまま。執行官以上に海千山千の執行業者さんも、渋い顔。要は債務者がかなり騒いでいるとのこと。
その後色々協議があって、私と債務者は極力接触しない、というか顔を合わせるのは最低限で手続きを進める、ということになりました。おそらく、執行官の現場感覚として、これは、慎重に感情を排するように進めないと、、、という判断があったと思うのですよね。
執行が終了した後も、当の(元)居住者は周辺をウロウロしているのが見えたので、これ以上ないくらいに素早く脇道に入り、帰宅したというわけです。
さすがに、タクシーで。
なお、建物明渡し執行の際は、万が一建物内に価値があるものがあったら差押えるべく動産執行の申し立てもするのですけど、その成果もなし。
当然、執行後にも鬼クレームの電話が数回あり。
ということもあるので、今後も注意していきたいと思います。
カテゴリー: 不動産