弁護士懲戒のシリーズです。
自由と正義2026年8月号で公表されていた事案なのですが、被懲戒者が、接見室で、スマホを利用して、被疑者と外部の知人の通話を行わせたり、懲戒請求者が指示するメッセージを送ったというもの。前者は10回弱程度、後者は十数回程度。
結論は業務停止3月でした。
被疑者には、おそらくは、接見禁止処分が付されていたと思われます。
接見禁止とは、簡単に言うと、罪証隠滅などの危険がある場合...
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弁護士懲戒シリーズ、今回は、自由と正義2026年4月号で公表されていた事案です。
被懲戒者は、面会交流調停事件の期日の席上で、調停委員や調査官に対し、自分が死ぬ、(調停委員らも)服薬しろ、などと言った挙句、裁判官から注意を受けたところ、自身が服薬したことを示唆する行動に出た、とのこと。
背景事情は分からないのですが、穏やかではありません。
さて、私が弁護士になった頃、先輩方から、こと「マチベン」...
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弁護士の懲戒関係、今回は、特定の事例ではなく「弁護士職務基本規程」なるものについて取り上げたいと思います。
弁護士が懲戒される場合には、単純に罪を犯して捕まった、というケースもありますが、多くは、この「弁護士職務基本規程」に違反していると認定されます。日弁連が定めた規程です。
https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/jfba_info/rules/data/rinzisoukai_syokumu.pdf
例えば、23条は、「弁護士は、...
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弁護士懲戒シリーズ、今回は、自由と正義2025年9月号で公表されていた事案です。
事案はシンプル。被懲戒者はAから離婚訴訟事件を受任していたのですが、その最中にAと関係を持ってしまい、さらに、Aと配偶者との間の別件訴訟の対応もした、というものです。この、Aの配偶者が懲戒請求者です。修羅場。
時々、依頼者とそういう関係になることは無いのか、と聞かれることがあります。統計が取れるわけもないのですが、現に...
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今回は、自由と正義2025年7月号で公表されていた、弁護士の懲戒事案を取り上げたいと思います。
民事訴訟事件を受任していた弁護士が、尋問対象者に対して記憶に反する供述をするよう積極的な指示を行った、という事案です。
条件反射的に「偽証罪!」という言葉が頭をよぎりますが、ここらはちょっとややこしくて。
まず、「偽証」とは何ぞや、というと、主観説といって、証言をする人が、自分の記憶と異なる証言をする...
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