弁護士懲戒シリーズ、今回は、自由と正義2025年9月号で公表されていた事案です。
事案はシンプル。被懲戒者はAから離婚訴訟事件を受任していたのですが、その最中にAと関係を持ってしまい、さらに、Aと配偶者との間の別件訴訟の対応もした、というものです。この、Aの配偶者が懲戒請求者です。修羅場。
時々、依頼者とそういう関係になることは無いのか、と聞かれることがあります。統計が取れるわけもないのですが、現に...
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今回は、自由と正義2025年7月号で公表されていた、弁護士の懲戒事案を取り上げたいと思います。
民事訴訟事件を受任していた弁護士が、尋問対象者に対して記憶に反する供述をするよう積極的な指示を行った、という事案です。
条件反射的に「偽証罪!」という言葉が頭をよぎりますが、ここらはちょっとややこしくて。
まず、「偽証」とは何ぞや、というと、主観説といって、証言をする人が、自分の記憶と異なる証言をする...
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今回は、弁護士に対する懲戒処分を検討してみたいと思います。
弁護士に対する懲戒処分とは、「品位を失うべき非行」等があったときに、弁護士会から下される処分で、戒告、業務停止、退会命令、除名、の4種類があります。実務的にも、精神的にも、お客様の信頼的にも、ダメージが大きい手続きです。
今回は、自由と正義(業界誌)2024年12月号で公表されていた事案を取り上げたいと思います。
各弁護士会が「依頼者...
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