基礎的な民法の概念、それこそ法学部の1年生で習うであろう事項の一つに「背信的悪意者」というモノがあります。
民法177条は、「不動産に関する物権の得喪及び変更は・・・その登記をしなければ、第三者に対抗することができない。」と定められています。
例えば、賃貸用マンションを購入した人が、賃借人に、「私が所有者・賃貸人になったから賃料支払え」と主張するには、登記がないといけない。登記がなされていれば、...
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弁護士の懲戒関係、今回は、特定の事例ではなく「弁護士職務基本規程」なるものについて取り上げたいと思います。
弁護士が懲戒される場合には、単純に罪を犯して捕まった、というケースもありますが、多くは、この「弁護士職務基本規程」に違反していると認定されます。日弁連が定めた規程です。
https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/jfba_info/rules/data/rinzisoukai_syokumu.pdf
例えば、23条は、「弁護士は、...
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今回は、孫の相続、を取り上げてみたいと思います。
言葉としては割と有名ですが、民法には「代襲相続」という概念があります。
民法887条2項は、「被相続人の子が、相続の開始以前に死亡したとき、又は第891条の規定に該当し、若しくは廃除によって、その相続権を失ったときは、その者の子がこれを代襲して相続人となる。ただし、被相続人の直系卑属でない者は、この限りでない。」と定めています。
889条2項は、「第887...
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強制執行
少し前になりますが、なかなかにショックな事件報道がありました。
建物明渡しの強制執行の現場で、保証会社従業員と執行官が刺されて、一人死亡したということです。
https://www.sankei.com/article/20260115-SLGU6NP4DFJIVBTDO4QMZPSDNY/
いわゆる町弁としては、これ、結構笑い事ではなくて。
昨年6月の記事でも書いたのですが、立退きさせられる側(債務者)としては、理由はともあれ、必死に抵抗す...
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