弁護士の懲戒関係、今回は、特定の事例ではなく「弁護士職務基本規程」なるものについて取り上げたいと思います。
弁護士が懲戒される場合には、単純に罪を犯して捕まった、というケースもありますが、多くは、この「弁護士職務基本規程」に違反していると認定されます。日弁連が定めた規程です。
https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/jfba_info/rules/data/rinzisoukai_syokumu.pdf
例えば、23条は、「弁護士は、...
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今回は、孫の相続、を取り上げてみたいと思います。
言葉としては割と有名ですが、民法には「代襲相続」という概念があります。
民法887条2項は、「被相続人の子が、相続の開始以前に死亡したとき、又は第891条の規定に該当し、若しくは廃除によって、その相続権を失ったときは、その者の子がこれを代襲して相続人となる。ただし、被相続人の直系卑属でない者は、この限りでない。」と定めています。
889条2項は、「第887...
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強制執行
少し前になりますが、なかなかにショックな事件報道がありました。
建物明渡しの強制執行の現場で、保証会社従業員と執行官が刺されて、一人死亡したということです。
https://www.sankei.com/article/20260115-SLGU6NP4DFJIVBTDO4QMZPSDNY/
いわゆる町弁としては、これ、結構笑い事ではなくて。
昨年6月の記事でも書いたのですが、立退きさせられる側(債務者)としては、理由はともあれ、必死に抵抗す...
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一言で「契約」といっても、様々な種類があります。
例えば、自動車を売り買いする売買契約と、必死の思いで10万円を借りる金銭消費貸借契約とはだいぶ違うわけです。
そして、世には「業務委託契約」というタイトルの契約がたくさんありますが、これもだいぶ幅が広い概念であります。
ごく大まかに分類すると、1つは、アドバイザリー契約のように、きっちりとした完成形や終了時期が決まっているわけではないもの。もう1...
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弁護士懲戒シリーズ、今回は、自由と正義2025年9月号で公表されていた事案です。
事案はシンプル。被懲戒者はAから離婚訴訟事件を受任していたのですが、その最中にAと関係を持ってしまい、さらに、Aと配偶者との間の別件訴訟の対応もした、というものです。この、Aの配偶者が懲戒請求者です。修羅場。
時々、依頼者とそういう関係になることは無いのか、と聞かれることがあります。統計が取れるわけもないのですが、現に...
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